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Global Greening: The truth they don’t want you to know By Rhoda Wilson on June 9, 2025 • ( 1 Comment )
https://expose-news.com/2025/06/09/global-greening-the-truth-they-dont-want-you-to-know/
スペインの研究者たちは、地球規模の緑化が広範囲に進んでいることを示す「確固たる定量的証拠」を発見した。過去40年間で、地球の陸地の相当部分で植生被覆が目に見える形で増加している。
緑化率は21世紀に入ってから増加しており、40年間で約14~20%の増加が見込まれている。しかし、ネットゼロという幻想を推進することに躍起になっている左派の企業メディアは、この情報を報じていない。
大気中の二酸化炭素濃度の近年の上昇は、地球上の植物の植生の著しい増加をもたらした。スペインの地理学者と農業生物学者は、地球規模の緑化の「確固たる定量的証拠」を発見し、「驚くべき」現象として、過去40年間で地球の陸地面積の相当部分で植生被覆が目に見えるほど増加したと述べている。
企業メディアは、衛星で容易に追跡できるにもかかわらず、この緑化現象を報道して来なかった。「地球の緑化は、政治的なネットゼロ幻想を推進するジャーナリストにとって、タブーの長いリストのトップに挙げられている」と、The Daily Scepticの環境担当編集者、クリス・モリソン[Chris Morrison]は先週書いている。
さらに、「地球の緑化は世界の飢餓を軽減し、砂漠地帯の再生に貢献するが、人間が炭化水素を燃焼させたことで気候が危機に瀕しているという偽りの主張を覆すため、主流メディアでは全く関心を持たれない」と付け加えた。
左翼企業メディアの活動家ジャーナリズムが懸命に努力したにもかかわらず、自然は自然のままに行動するだろう。
地球全体の植生は、わずか40年間で14~20%程度成長すると推定されているが、近年の科学的研究では、緑化率は21世紀に入ってから実際に増加していることが明らかになっている。
スペインの研究者たちは2025年1月に論文を発表した。彼らが言うには、世界の陸地面積の38%で顕著な植生の変化が見られ、変化全体の76%で緑化が進んでおり、植物が多い地域では追加の成長率も高く、地球規模の緑化を裏付けるものとなっている。
そのスペインの研究者らの研究結果は最近の科学研究でも再現されており、地球上の植物は、現在のような歴史的に稀少な大気中の二酸化炭素(CO2)濃度である約400ppmよりもはるかに高い濃度でも繁栄するように進化してきたことを考えると、驚くべきことではない。気候変動を煽る人々が一般大衆に信じ込ませようとしているように、CO2は汚染物質ではなく、まさに生命のガスとして知られている。
中国の科学者グループは、近年の植生の成長が「加速している」と指摘した。アメリカの科学者グループは最近、2020年が2001年から2020年までの衛星記録の中で最も緑豊かな年となったことから、2020年を「歴史的な節目」と強調した。地球全体の陸地の緑化と「褐色化」の割合をめぐる議論は現在も続いており、一部の研究では地表の少なくとも50%が緑化しているとの結果が得られている。
地球規模の緑化の恩恵には、世界的な飢餓の軽減と砂漠地帯の再生などが挙げられる。世界中の砂漠の中には、特に自給自足の生活が営まれている地域の周辺で面積が縮小しているものもあり、ユーラシア大陸全体でも多くの科学研究チームによって相当な緑化が進んでいることが確認されている。
全米経済研究所(NBER)に提出された論文『Environmental Drivers of Agricultural Productivity Growth(農業生産性向上の環境要因)』の中で、著者であるチャールズ・テイラー[Charles Taylor]とウォルフラム・シュレンカー[Wolfram Schlenker]は、二酸化炭素濃度1ppmの増加が大きな肥料効果をもたらし、作物の収穫量増加につながることを一貫して示しているが、BBCやガーディアン紙などの報道機関はこれを無視している。
上記は、The Daily Sceptic に掲載された記事『二酸化炭素排出量の増加による地球温暖化は「驚異的な」新たな高みに到達-しかし主流メディアは報じない』からの抜粋です。記事全文は、こちらからご覧いただけます。
Featured image taken from ‘Carbon Dioxide Fertilisation Greening Earth, Study Finds’, NASA, 26 April 2016