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Oregon hospital reports outbreak of rare fungal superbug Wednesday, January 05, 2022 by: Cassie B.
https://www.naturalnews.com/2022-01-05-oregon-hospital-outbreak-rare-fungal-superbug.html#
(ナチュラルニュース）オレゴン州の病院の患者が、Candida aurisとして知られる稀だが危険な真菌感染症を発症したため、保健当局は警戒態勢を敷いています。
Candida aurisは、米国では非常に珍しいとされる酵母の一種で、セーラムヘルス[Salem Health]で発生した最初の症例は、オレゴン州で初めて検出されたものでした。12月11日に確認され、12月17日に確定したこの症例は、「最近、海外で医療に従事した経験のある人」から発見されたものです。
12月下旬には、同施設にすでに入院していた他の患者2名が同じ感染症に罹患しています。セーラムヘルスはオレゴン州保健局と協力し、感染した病棟から転院患者を受け入れた医療機関に通知し、感染拡大を抑制することを期待しました。
Candida aurisは、傷口や血流に感染症を引き起こす可能性のある真菌です。特に、免疫力が低下している入院患者や介護施設にいる人、体内にチューブやラインが入り込んでいる人、重篤な病状を抱えている人は危険とされています。しかし、それ以外の健康な人への感染リスクは「極めて低い」と考えられていることを強調しています。
CDCは、この酵母が「世界的に深刻な健康上の脅威」であるとしていますが、米国では2013年以降、約1,150件の臨床例が確認されているのみです。しかし、重篤な感染症を引き起こす能力と急速な伝播は、懸念材料となっています。2009年に日本で初めて確認され、医療現場を通じて急速に広がり、侵襲的な感染症につながる可能性があります。また、診断が困難なことでも知られています。診断には専門的な検査が必要であり、蔓延を食い止めるためには迅速な対応が重要であることを考えると、大きな問題です。さらに、ほとんどの菌株が1種類以上の抗真菌薬に対して耐性を持っています。
CDCによると、Candida aurisに感染した人の30〜60％が死亡しています。しかし、CDCは、その菌は通常、すでに免疫力が低下していたり、重い病気を持っていたりする患者を餌食にするため、これらの患者の多くはすでに重病による死亡リスクが高まっていたと指摘しています。
セーラムヘルスの報告によると、同施設で発症した人たちは、既存の治療法に反応しているとのことです。一方、同病院はCDCおよびオレゴン州保健局と協力し、感染拡大を食い止めるための計画を立てています。これまでに行われている対策としては、患者の医療環境を頻繁に消毒すること、酵母に感染またはコロニー化した人を感染予防策で治療すること、手洗いのプロトコルを厳格に遵守することなどが挙げられます。
診断が難しく、すぐに広がる
Candida aurisの診断を難しくしているのは、その症状がさまざまで、他の病気と似ていることです。最も一般的な症状は、抗生物質が効かない悪寒と発熱です。耳や傷口、血流に感染を起こすこともあります。多くの感染症はエキノカンジン系の抗真菌薬による治療に反応しますが、その中には主要3クラスすべての薬剤に抵抗する株が知られており、治療には複数の薬剤を大量に投与する必要があります。
今年初め、CDCはテキサス州の2つの急性期病院とワシントンDCの長期介護施設において、汎耐性Candida auris株の独立した2つのアウトブレイクを確認しました。
オレゴン州での発生はまだ数例しか確認されていませんが、免疫力が低下した人々を捕食するスーパーバグが、免疫力を低下させることで知られるワクチンを多くの人々が接種するのと同じ時期に蔓延しているという事実は、患者や医療従事者が注意を払い、感染が拡大して多くの人々を危険にさらす前に食い止めることができるようなものでなければならないことを意味しています。
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