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SARS-CoV-2の自然免疫とワクチンによる免疫の比較:再感染対ブレイクスルー感染 Sivan Gazit et al

話題の論文要旨紹介 誘導されていた抗体が、変異株に対して、中和抗体ではなく単なる結合抗体になってしまって、感染促進・増強が起こってしまう、ADEの証明的事実報告ですね

https://www.medrxiv.org/content/10.1101/2021.08.24.21262415v1 

Comparing SARS-CoV-2 natural immunity to vaccine-induced immunity: reinfections versus breakthrough infections

Sivan Gazit, MD MA1,2*; Roei Shlezinger, BA1; Galit Perez, MN MA2; Roni Lotan, PhD2; Asaf Peretz, MD1,3; Amir Ben-Tov, MD1,4; Dani Cohen, PhD4; Khitam Muhsen, PhD4; Gabriel Chodick, PhD MHA2,4; Tal Patalon, MD1,2

 *Corresponding author.

1Kahn Sagol Maccabi (KSM) Research & Innovation Center, Maccabi Healthcare Services, Tel Aviv, 68125, Israel. 2 Maccabitech Institute for Research and Innovation, Maccabi Healthcare Services, Israel. 3Internal Medicine COVID-19 Ward, Samson Assuta Ashdod University Hospital, Ashdod Israel. 4Sackler Faculty of Medicine, School of Public Health, Tel Aviv University, Tel Aviv, Israel. The authors declare they have no conflict of interest. Funding: There was no external funding for the project. 

doi: https://doi.org/10.1101/2021.08.24.21262415 

This article is a preprint and has not been certified by peer review [what does this mean?]. It reports new medical research that has yet to be evaluated and so should not be used to guide clinical practice.

要旨

背景COVID-19に対するワクチンによる免疫力が低下しているという報告が出始めている。一方で、SARS-CoV-2への過去の感染によってもたらされる長期的な防御効果については不明である。

方法:我々は、3つのグループを比較するレトロスペクティブな観察研究を行った。(1)SARS-CoV-2未感染者がBioNTech/Pfizer社のmRNA BNT162b2ワクチンを2回接種した場合、(2)過去に感染したがワクチンを接種していない場合、(3)過去に感染したがワクチンを1回接種した場合である。3つの多変量ロジスティック回帰モデルを適用した。すべてのモデルで、4つのアウトカム(結果)を評価した:SARS-CoV-2感染、症候性疾患、COVID-19関連の入院、死亡の4つである。イスラエルでデルタ変異株が優勢であった202161日から814日までを追跡期間とした。

結果SARS-CoV-2未感作・ワクチン接種者は、202112月に最初のイベント(感染またはワクチン接種)が発生した場合、既感染者と比較してデルタ型のブレイクスルー感染のリスクが13.06倍(95CI8.0821.11)に上昇した。このリスク増加は、症候性疾患についても有意(P<0.001)であった。ワクチン接種前の任意の時期(20203月から20212月まで)に感染が発生した場合、自然免疫力が低下している証拠が示されたが、SARS-CoV-2未感作・ワクチン接種者は、ブレイクスルー感染のリスクが5.96倍(95CI4.857.33)、症候性疾患のリスクが7.13倍(95CI5.519.21)増加した。また、SARS-CoV-2未感染者は,既感染者に比べてCOVID-19関連の入院のリスクが高かった。

結論:本研究では、自然免疫は、SARS-CoV-2のデルタ変異株による感染、症候性疾患、入院に対して、BNT162b22回接種による免疫と比較して、より長期的で強力な防御を与えることが示された。また、SARS-CoV-2に過去に感染したことがあり、かつワクチンを1回だけ接種した人は、デルタ型に対してさらなる防御効果を得ることができた。(蛇足:最期の文が本当だとしても、血栓、スポンジ脳などでの早死に、そしてマイクロチップ注入はごめんなので、遠慮いたします)
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