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SARS-CoV-2 BA.1 オミクロンの病原性と抗原性挙動におけるスパイクの役割 Da-Yuan Chen et. al.

https://www.biorxiv.org/content/10.1101/2022.10.13.512134v1 

Role of spike in the pathogenic and antigenic behavior of SARS-CoV-2 BA.1 Omicron

Da-Yuan Chen, Devin Kenney, Chue-Vin Chin, Alexander H Tavares, Nazimuddin Khan, Hasahn L Conway, GuanQun Liu, Manish C Choudhary, Hans P Gertje, Aoife K OConnell, Darrell N Kotton, Alexandra Herrmann, View ORCID ProfileArmin Ensser, John H Connor, Markus Bosmann, Jonathan Z Li, Michaela U Gack, Susan C Baker, Robert N Kirchdoerfer, Yachana Kataria, Nicholas A Crossland, Florian Douam, Mohsan Saeed

doi: https://doi.org/10.1101/2022.10.13.512134

This article is a preprint and has not been certified by peer review [what does this mean?]

 

要旨

 

最近同定された世界的に優勢なSARS-CoV-2オミクロン変異株(BA.1)は、完全なワクチン接種者でも高い感染性を示し、これまでに認められた他の主要なウイルス変異体と比較して弱毒性の疾病を引き起こす。オミクロンスパイク(S)タンパクは、異常に多くの変異を有し、これらの表現型の主要なドライバーと考えられている。我々は、先祖代々のSARS-CoV-2分離株の骨格にOmicronS遺伝子をコードするキメラ組換えSARS-CoV-2を作り、このウイルスと自然に循環するOmicron変種を比較した。

 

Omicron Sを持つウイルスは、主に受容体結合モチーフ(RBM)の変異により、ワクチンによる体液性免疫から強固に逃れ、しかも天然に存在するOmicronとは異なり、細胞株や初代様肺遠位細胞で効率的に複製されることが判明した。

 

K18-hACE2マウスでは、オミクロンが軽症で死に至らない感染症を引き起こすのに対し、オミクロンSを保有するウイルスは80%の死亡率で重症の感染症を引き起こす。このことは、オミクロンのワクチン逃避はSの変異によって規定されるが、ウイルスの病原性の主要な決定因子はSの外側に存在することを示している。

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