独立個人党のオルタ黙示録:なんでも何が正しいのか自分で考えてみよう-世界暴政化の策謀を絵本で理解-「百聞は絵本にしかず」
Trump Doesn’t Understand Why He’s Doomed to Lose against Iran Dr Vernon Coleman
https://www.vernoncoleman.com/article5.htm
注:以下の抜粋は、ヴァーノン・コールマンの著書『The Horrors of the Great Reset and Why You Should Be Afraid(グレートリセットの恐怖と、なぜ恐れるべきなのか)』からのものです。
イングランド中部バーミンガムで医学生だった頃、私はザ・ギャローズ[The Gallows(絞首台)]というディスコを運営していた。バーミンガム中心部にあった、巨大でがらんどうの洞窟のような建物を借り受け、できる限りクラブらしい雰囲気にしようと試みたのである。場内をより楽しい空間にするため、私は医学部からエピディアスコープ(反射投影機)と映写機を借りた。エピディアスコープを使って壁に組織学の標本スライドを映し出し、映写機ではハロルド・ロイド[Harold Lloyd]やバスター・キートン[Buster Keaton]の古いモノクロ映画を上映した。一体どれほどの法律や規制に違反していたことか、想像もつかない。
(BBCのライト・プログラムのインタビューを受けた際、私は医学部に許可を求めるのを忘れていたにもかかわらず、うっかりと学部の機材について口走ってしまった。さらに運悪く、学部長がそのラジオ放送を聴いていたのである。私は叱責され警告を受けたが、当時は医学生がガス抜きをしたり、羽目を外したり、多少の悪さをしたりすることは許容されていた。18、19歳の若者が突然、死や病気と向き合い、生涯にわたる重大な責任を背負うことになるのだから、そうした行動も容認されていたのである。それに、娯楽の乏しい街で、貧しい若者たちを楽しませようとしていたのだから。私はディスコを運営して金儲けをしたことは一度もなく、最初からそのつもりもなかった。実際には持ち出しだったのだ。当時は医学部側もずっと理解があった。私の知り合いの医学生はある晩、バスの運行が終わって帰宅できなくなったためにバスを「借りて」帰ったし、別の3人は(理由は誰にも分からないが)道路の凍結防止剤入れの箱を持ち出したりしていた。私が他の医学生3人と共同生活をしていたアパートは、道路標識や工事用コーンで溢れかえっており、地元の交通警察官が必要なものを借りに来るほどだった。今どき医学生がそんなひどいことをすれば即座に退学処分だろうが、50年前はもっと慎重かつ理解ある対応がなされていた。つい最近も、深夜3時に病院の廊下で車椅子レースをした医学生が退学処分になったという話を読んだ。しかし、車椅子レースを楽しんだことのない60歳以上の医師など、果たしているだろうか。中身の伴わない戯画のような存在になり下がった現代の医師たちは、かつての医師たちより優れていると言えるのだろうか?そう主張するのは難しいことだと思う。私の世代の医師の多くは勤勉で、名前の前に「Dr(医師)」の肩書きを名乗れるようになった瞬間から、大きな責任を担っていた。一方、現代の若い医師たちは週23時間労働に固執し、給料がロックスターやヘッジファンドのマネージャー並みでないと不満を抱けば、すぐにでもストライキを起こそうとしている。)
数週間後、私はそのディスコの屋根裏部屋に若者たちのグループ(正確には「ギャング」と呼ぶべきだろう)が住み着いていることを知った。彼らはその空間を自分たちの家にしていたのだ。彼らは皆、ナイフを携帯していた。ボクシング・クラブなど、その建物を正当に使用する他の人々との衝突も絶えなかった。私自身は、そのギャングとトラブルになることはなかった。当時、私はヴィクトリア朝時代の仕込み杖(剣が仕込まれた杖)を持ち歩いていたからだ。それには長さ3フィート(約90センチ)の鋼鉄製の刃が仕込まれており(今も手元にある)、彼らの武器よりも長く、より殺傷能力が高かったため、私に一種の威厳と権威を与えてくれていたのである。
自分たちの家を守るために他のギャングと争うことで、メンバーはしばしば負傷した(切り傷や骨折は彼らにとって通過儀礼のようなものだった)。また、騒ぎが大きくなったり路上にまで及んだりして警察が呼ばれると、彼らの多くは数週間姿を見せなくなるのが常だった。私は彼らとよく言葉を交わしたが、ある時、自分たちの生き方を恐れたり不安に思ったりしないのかと尋ねたことがある。「俺たちにはこれしかないんだ」と一人が言った。それは、屋根裏の家とギャングの一員であることこそが、彼らのすべてだという意味だった。家を守るための戦いで命を落とす可能性もあると指摘した際、彼らは皆、同じように答えた。彼らは死など気にしていなかった。彼らにとって死ぬことは、自分たちに残された唯一の世界を失うことと比べて、決して悪いことではなかったからだ。
ドナルド・トランプ[Donald Trump]のような愚か者がイランの人々を叩き潰すなどと語るのを耳にすると、私はよく彼らのことを思い出す。そして、トランプの先代大統領たちがベトナム人やアフガニスタン人に敗北した事実を想起する。甘やかされ、守られてきたトランプのような人間には、強者に叩き潰されることを決して許さない人々の心情など理解できないのだ。追い詰められた国の人々は、屈辱を味わったり国を奪われたりするくらいなら、むしろ死を選ぶものなのである。
ヴァーノン・コールマン著『The Horrors of the Great Reset and Why You Should be Afraid』より抜粋
同書はwww.vernoncoleman.comのオンライン書店で購入可能です。
Copyright Vernon Coleman September 2026