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How Could BioNTech Purchase a Factory for its Vaccine Before the Drug Was Approved? Written by Robert Kogon on April 14, 2024. Posted in Current News
COVID-19の対応に関する多くの重要で知られざるストーリーのひとつに、意外にもドイツのバイオンテック社がある:見方によっては、言わずと知れたヒーローであり、悪役でもある。
少なくとも私の読者はご存知だろうが、バイオンテックは「ファイザー」のCOVID-19ワクチンとして一般的かつ誤解を招きやすい形で知られているものの実際の開発者であり、所有者であり、合法的な製造者である。また、EU、英国、米国を含むほぼすべての市場での認可保有者でもある。
しかし、2020年頃、この医薬品の合法的な製造業者には大きな問題があった。過去に製品を市場に出したことがなく、製造設備を持っていなかったのだ。
バイオンテックは、小規模臨床試験用のバッチしか製造したことがなかったのだ。このことは、同社がファイザーの援助と、何よりもインフラを必要としていたことを説明するのに役立つ。しかし、バイオンテックはファイザーにその雷を盗ませるつもりはなかった。
同社は、法的な製造業者になるだけでなく、少なくともEUにおいては、原薬となるmRNAの物理的な製造業者にもなりたかったのだ。ファイザーは、ベルギーにある製造施設で『充填・仕上げ』を行うことができた。
しかし、そのためには工場が必要だった。この問題は、ノバルティス社からマールブルグにある悪名高いベーリングヴェルケ(ベーリング工場)を購入することで解決した。この工場は、1967年にマールブルク・ウイルスが大流行した場所であるだけではない。
それこはまた、第二次世界大戦中、IGファルベン化学信託の子会社として、ブッヘンヴァルトの強制収容所の収容者を対象とした実験用ワクチンの製造に使用されていた。この人体実験は、ここで見ることができるように、ニュルンベルク「医師裁判」の核心部分であった。
2020年9月15日、ドイツ政府はバイオンテックに3億7500万ユーロの助成金を提供し、COVID-19ワクチン・プロジェクトを支援すると発表した。そのわずか2日後、同社はCOVID-19ワクチン用のmRNAを製造するためにベーリング工場を購入すると発表した。
2021年4月1日、この素晴らしい日が到来し、当時のイェンス・シュパーン[Jens Spahn]厚生大臣が(事実上)ベルリンから遠隔操作で、バイオンテックの新しい施設(マールブルクにある改修されたベーリンク工場)でのmRNA製造の落成式を祝った。
前回の記事でも触れたように、シュパーン大臣は、バイオンテックの成功が、ドイツ全体を世界的な 「mRNAハブ」にするための出発点になることへの期待を表明した。
「ドイツで発明され、ドイツで作られる・・・それが私たちの誇りです」と、シュパーンは不器用なほど生意気な笑みを浮かべ、バイオンテックがこの施設でオンライン生産を開始できた驚くべきスピードに感嘆した。
「10月初旬・・・」と、彼は言ったが、すぐに訂正して、「11月初旬:工場の買収、いわば鍵の引渡し、そして3月末:実際の生産開始・・・」と言った。
しかし、10月初旬であろうと2020年11月初旬であろうと、説明されたスケジュールは同じ厄介な問題を提起する:バイオンテックがこれほど早く施設の買収を完了できたのはなぜか?
バイオンテックとファイザーのCOVID-19ワクチンは、12月21日に欧州医薬品庁(EMA)から使用が始めて認可されたのであった(アメリカのFDAから最初に緊急認可を受けてから10日後)。
バイオンテック社やその国家スポンサーであるドイツ政府は、どうやってこの薬が承認されることを事前に知ったのだろうか?
ドイツ医薬品庁(PEI)の前総裁クラウス・チヒュテック[Klaus Cichutek]がドイツの製薬業界団体で「我々がEMAだ」と生意気にも語った言葉の信憑性をさらに証明することになるのだろうか?
Robert Kogon is the pen name of a widely-published journalist covering European affairs. Subscribe to his Substack.
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