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Antarctic and Arctic Ice Trends Defy Climate Models And Dire Predictions Written by Prof. Fritz Vahrenholt with Pierre Gosselin on May 17, 2025. Posted in Current News
南極の氷は増加している
ヘルムホルツ協会の気候ウェブサイト(南極の項目に「気候の事実」という野心的な名前が付けられている)を見ると、次のような記述がある。「南極大陸の重要な本土の氷が消失しており、その速度は加速している」。[強調、リンク追加]
ヘルムホルツ協会によると、これは海面上昇にとって重要な問題である。実際、南極の氷が溶けることによる海面上昇は、人々を懸念させてきた気候変動政策の中心的な論点の一つである。
この発見は、2021年以降の南極の氷の状況の変化を示す最近発表された研究結果をさらに際立たせている。南極大陸の本土の氷は再び増加しているのである。
同済大学の沈教授と王博士率いる中国の研究者たちは、南極の氷塊が2021年以降大幅に増加していることを発見した。
NASAのGRACE衛星から得られたデータを評価した結果、2002年から2010年にかけて年間740億トンの氷の減少が検出された。2011年から2020年にかけて、その量は倍増した。現在、氷は毎年約1080億トン増加してきている。
南極の氷河の融解は海面上昇の約20%に寄与しており、2021年以降、上昇の鈍化が観測されている。この朗報はニュースで報じる価値があるのではないだろうか。今のところは、そうではない。
ドイツのターゲスシャウ・ニュースやベルリンの政界では報じられていないもう一つの朗報がある。北極の海氷は10年以上減少していない。
エクセター大学のマーク・イングランド[Mark England]とニューヨークのコロンビア大学のロレンツォ・ポルヴァーニ[Lorenzo Polvani]による最近の論文が、北極の海氷への注目を集めている。
研究者たちは、北極の海氷の減少が数十年にわたって停滞しており、少なくともそれらは今後5~10年間は続くと予想している。
つい最近の2009年には、米国の気候変動特使であるジョン・ケリー[John Kerry]が、2013年には北極の氷がなくなるだろうと警鐘を鳴らしていた。しかし、現実は違った結果となった(下の図を参照)。
Source: NASA
2012年までの北極海の海氷の減少は、衛星観測によって十分に記録されており、その後の安定化とわずかな回復も同様である。比較のために、毎年9月の最小値を使用している。
近年の強い温暖化を受けて、再び減少すると予想されていた。しかし、海氷は依然として安定している。
しかし、この明確な観測データがあったにもかかわらず、ドイツのターゲスシャウ・ニュースは、2025年3月28日に海氷の減少が続いており、気候システムに深刻な影響を及ぼしていると報じた。
そして、私たちは依然として、政治的目的に過ぎないこのような虚偽の情報に放送料を支払っている。
気候科学は危機に瀕している?
気候モデルの予測はますます現実から乖離している。アクセル・ボヤノフスキ[Axel Bojanowski]は、ハンブルクのマックス・プランク気象研究所の2人の科学者たちに話を聞いた。
ビョルン・スティーブンス[Bjorn Stevens]教授とヨッヘム・マロツケ[Jochem Marotzke ]教授は、気候科学の危機について語っている。マロツケ教授は次のように述べている:
「現在の気候モデルは、現実とあまりにも多くの矛盾を抱えています。」
マロツケは、モデルの不確実性の高さを懸念している。彼は以下の例を挙げている:
「世界の多くの地域で、将来の降雨量の増加か減少かという問題に関して、モデルは互いに矛盾しています。1998年から2012年までの地球表面の温暖化は、モデルの予測よりも大幅に遅かった(「ハイエイタス(停滞期))。
「1979年以降、熱帯太平洋東部は寒冷化しており、これは同地域での温暖化を予測するすべてのモデルの予想に反しています。」
気候科学に関して、マロツケは「他の気候危機」について述べている。「今こそパラダイムシフトの時です。」
私の印象:一部の賢明な科学者たちは、気候モデルの揺るぎない予測を掲げることで、政治家がその差し迫った大惨事を全く不適切な対策であまりにも性急に回避しようとしたために、国民に多大な苦難をもたらしてきたことに気づき始めている。
国連の声明は忘れられないだろう。「再生可能エネルギーだけが、気候地獄への高速道路からの出口である。」 —グテーレス国連事務総長[UN Secretary-General Guterres]
あるいは、「温室効果ガスの排出は明らかに地球温暖化を引き起こしており、2011~2020年の世界の表面気温は1850~1900年の水準より約1.1℃高くなっている。」—IPCC2023年版統合報告書A1[IPCC 2023, Synthesis report A1]
気候モデルは「もはや現実を反映していない」
これらの発言は、マロツケによれば、わずか数年で現実を正確に反映しなくなるため、パラダイムシフトを必要とする気候モデルに基づいている。
この国の気候政策におけるパラダイムシフトはいつ起こるのだろうか?
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