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独立個人党のオルタ黙示録:なんでも何が正しいのか自分で考えてみよう-世界暴政化の策謀を絵本で理解-「百聞は絵本にしかず」

史上最も危険なテクノロジー パート2d  Arthur Firstenberg

同じような遮蔽物を使った実験では、鳥に起きていること、そして森に起きていることがはっきりと確認されている。

ドイツのオルデンブルク大学の科学者は、2004年から、それまで研究していた渡り鳥が、春には北の方角に、秋には南西の方角に向かえなくなっていることに気付き、ショックを受けた。

電磁波汚染が原因ではないかと考えた彼らは、数年後にバルモリがオタマジャクシに行ったことを彼らの鳥たちにおこなった:彼らは、鳥小屋をアルミシートで冬の間、電波から保護したのである。「その結果、鳥たちの方向感覚に大きな影響を与えた」とその科学者たちは書いた。翌年の春、鳥たちは皆、北の方角を向いていたのである。

そして2007年、コロラド州ロッキー山脈のふもとにある裏庭の実験室で、ケイティ・ハガティ[Katie Haggerty]はアスペンの苗を使って同じ実験をすることにした。彼女は、2004年から始まったコロラド州のアスペンの木の減少が、電波の影響によるものかどうかを調べようとしたのだ。彼女は27本のアスペンの木を育てた。9本は遮蔽物なし、9本は鉢の周りにアルミ製の窓枠をつけて電波を遮断し、9本はグラスファイバー製の遮蔽物をつけて、光の遮断は同じくらいだが、電波はすべて取り込んでしまうようにした。

2ヵ月後、電波シールドを施したアスペンの新芽は、模擬シールドやシールドなしのアスペンに比べて74%長く、葉は60%大きくなっていた。また、秋になると、電波を遮蔽した木には、アスペンの特徴である鮮やかなオレンジ、黄色、緑、えんじ、黒の秋の色をした大きくて健康的な葉がついていた。模擬シールドと非シールドの木には、灰色や茶色の腐った部分に覆われた、くすんだ黄色や緑の小さな葉がついていた。

2004年にコロラド州のロッキー山脈で変わったことといえば、203本の電波塔からなる「Digital Trunked Radio System」という新しい緊急通信システムが導入され、その電波が州内をくまなくカバーするようになったことであった。




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