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ウクライナ戦線に新展開:フランスの軍事専門家がウクライナを解説、金目当ての報道機関では絶対に聞けない話、そしてNew York Timesがロシアへの勝利要求を放棄 Paul Craig Roberts

New Developments on the Ukraine Front: A French Military Expert Explains Ukraine, a Story You Will Never Hear from the Presstitutes, and the New York Times Abandons Its Demand for Victory Over Russia May 25, 2022 | Categories: Articles & Columns | Tags: |  Print This Article

https://www.paulcraigroberts.org/2022/05/25/new-developments-on-the-ukraine-front-a-french-military-expert-explains-ukraine-a-story-you-will-never-hear-from-the-presstitutes-and-the-new-york-times-abandons-its-demand-for-victory-over-russia/ 

Paul Craig Roberts

 

「ウクライナの混乱と収奪に関する真実をメディアに期待するのはやめよう」と、 ジャック・ギルマン[Jacques Gillemain]大佐は発言している。

https://www.globalresearch.ca/lieutenant-colonel-jacques-guillemain-ukrainian-soldiers-entrenched-cities/5781231 

ニューヨーク・タイムズ紙は、ネオコンの対ロシア勝利の要求を放棄した。

「ウクライナがロシアに決定的な軍事的勝利を収め、2014年以降にロシアが占領した領土をすべて取り戻すというのは、現実的な目標とは言えない・・・ロシアは依然として強すぎる・・・」

「・・・バイデンはまた、米国とNATOがロシアに立ち向かうには限界があり、武器、資金、政治的支援にも限界があることを、ヴォロディミル・ゼレンスキー大統領とその国民に明らかにする必要がある。ウクライナ政府の決断は、その手段とウクライナがあとどれだけの破壊を維持できるかという現実的な評価に基づいて行われることが肝要である。」

ジョン・V・ウォルシュ[John V. Walsh]のコメント:

「ヴォロディミル・ゼレンスキーは、この言葉を読んで、きっと汗をかき始めたに違いない。米国の面子を保つために、彼とウクライナは何らかの犠牲を払わなければならないと、彼の主人の声が伝えているのだ。彼が選択肢を考えるとき、彼の思考はきっと20142月と、ヤヌコビッチ大統領がオフィスや国から、そしてほとんどこの地上から急いで退場することになった、米国が支援するマイダンのクーデターに戻るに違いない。」

「タイムズの論説委員の目には、戦争はウクライナ人を大砲の餌にした米国の対ロシア代理戦争になっており、それは制御不能に陥っている。」

私たちを支配する権力者たちは、物語を変えた。 NYTは新しいシナリオを紹介している:

「バイデン大統領はプーチン氏が『権力の座に留まることはできない』と主張し、ロイド・オースティン国防長官はロシアを『弱体化』させなければならないと述べ、ナンシー・ペロシ下院議長は米国は『勝利を勝ち取るまで』ウクライナを支援すると公言するなど、最近のワシントンからの好戦的発言は、支持表明として盛り上がるかもしれないが、交渉を近づけるものではない。」

https://www.unz.com/article/new-york-times-repudiates-drive-for-decisive-military-victory-in-ukraine-calls-for-peace-negotiations/ 

私たちを支配する権力者は、ニューヨーク・タイムズを利用して、米国の外交政策を支配するネオコンに対抗する戦線を張った。 ネオコンの戦争挑発(主戦論)者たちがハルマゲドンを解き放つ前に屈服させられるかどうか、見ものである。

私がそうであろうと報告したように、ウクライナにおけるロシアの困難は、発表された限定作戦の結果であり、そうでなければ効果のないウクライナ軍とネオナチの悪漢に、市民の中に身を隠すことによって自分たちを守る機会を与えたのだ。 プーチンが民間人に対する重火器の使用を制限していることを考えると、市街戦はゆっくりとした戦争になり、欧米がロシアを悪者扱いし、ウクライナ人に武器や外交支援、巨額の資金を供給して紛争に直接関与するあらゆる機会を与えた-つまり、戦いを続けるための賄賂である。 欧米の関与は、より広範な戦争の可能性を開くものだった。

私たちを支配する権力者は、ワシントンが準備不足であり、より広範な戦争に適していないことを認識し、NYTに状況を収拾するように命じた。

世界における紛争の源は、ロシア、中国、イランにはない。 紛争の源は、私が何年も報告してきたように、ワシントンの世界に対する覇権主義というネオコン的なイデオロギーである。 ネオコン自身が記したこの教義は、次のように言っている。

「我々の第一の目標は、旧ソ連の領域内またはその他の場所で、かつてソ連がもたらしたような脅威をもたらす新たなライバルの再出現を防ぐことである。これは新しい地域防衛戦略の根底にある重要な考慮事項であり、統合された支配のもとでは、グローバルな力を生み出すのに十分な資源を持つ地域を、いかなる敵対勢力も支配しないよう努力することが必要である。」

プーチンは、2007年のミュンヘン安全保障会議で、ネオコン派に対して、ロシアの主権に対するそのような制限は受け入れないと述べた。 中国とイランもワシントンの覇権主義を拒否している。 ネオコンが多極化した世界を受け入れようとしないことが、紛争の原因なのである。 ネオコンを退治しなければ、彼らは核のハルマゲドンをもたらすだろう。

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