ワクチン義務化とパスポートに対抗するには　Dr Joseph Mercola

How to Fight Vaccine Mandates and Passports　Published on November 4, 2021　Written by Dr Joseph Mercola

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世界各地で、膨大な数の人々がワクチンの義務化やパスポートに抗議しています。

2021年9月中旬、イタリアはヨーロッパで初めて、官民を問わずすべての労働者に対するCOVID-19健康パス（いわゆる「グリーンパス」）の義務化の実施を発表しました。

イタリアの義務化は、2021年10月15日に発効しました。新ルールでは、グリーンパスを持っていないイタリア人は無給休暇を強いられ、最大1,500ユーロ（約1,750ドル）の罰金を科せられるリスクがあります。また、オランダ、スイス、ルクセンブルグ、ギリシャ、ルーマニア、スロベニア、オーストラリア、フランスでも大規模なデモが行われています。

イスラエルでも、2回目のワクチン接種から6ヶ月後に3回目のワクチン接種を受けなければ、ヘルスパスの特典を失うと発表され、大規模な抗議活動が行われています。

また、ニューヨーク市では、レストランやその他の公共の場でのワクチン接種の義務化に伴い、大規模な抗議活動が行われています。抗議しているのは、消防士、救急隊員、矯正局員、警察官、衛生局員などです。

ニューヨーク市の警察組合であるPolice Benevolent Associationは最近、COVID注射の義務化をめぐって市を提訴し、警察官が注射を受ける代わりに毎週検査を受けることを認めない義務化には反対だと述べています。

2021年10月中旬の時点で、ニューヨーク市の警察官の約30％がワクチンを接種していない状態にあります1。2021年11月1日までに完全な「ワクチン接種」を受けなければ、彼らは全員、無給の休暇を課せられることになります。

市の衛生局員のうち、38％がワクチンを接種していませんでした3。例えば、2021年10月中旬、サウスウエスト航空は、それまでの厳格な「ワクチンを打たれないと損をする」というポリシーを覆し、突然Uターンしました4。

サウスウエスト航空は現在、ワクチンを接種していない従業員に免除を申請するよう促しており、航空会社はそれを承認するために最善を尽くしています。免除が認められない場合は、バイデンの指令では選択できない毎週の検査など、別の便宜を図ることを約束しています。

さて、ニューヨーク市の衛生部門を半分にするとどうなるか想像してみてください。私は、数週間ゴミを溜めておけば、市長の義務化に対する姿勢が和らぐのではないかと予測しています。

ワクチンを接種した残りの衛生員が連帯して職場を去るようなことがあれば、もっと悲惨なことになり、義務化を終わらせる可能性も高くなるでしょう。結局のところ、最初のワクチン接種を受けようと受けまいと、ワクチンの義務化は個人の自由と解放に対する直接的な攻撃なのです。

個人の自主性をすべて政府に委ねたいと思わない限り、この明らかな権威主義的越権行為にノーと言わなければなりません。仕事を持つことも含めた「特権」を維持するために、次に何の注射を受けなければならないかはわからないのです。

ワクチン義務化とパスポートの世界的脅威

ワクチン接種の義務化とパスポートの発行に直面しない国はありません。というのも、パスポートは新しい経済管理システムの基盤となるものだからです。

また、フロリダ州では、ロン・デサンティス州知事が、ワクチン接種を義務化した場合、企業に副反応の補償を求めています（以下のスピーチを参照）が、私たちは警戒を怠らず、諦めず、一歩も譲ってはいけません。

ワクチンの義務化やパスポートの発行は予定していないと政府関係者が言っていたのに、数日後、数週間後には急転直下するということが繰り返されるのを私たちは目撃してきました。彼らは皆、同じ脚本を使っているようです。まず人々の心を落ち着かせてから、何度も何度もその場をしのぐのです。

ワクチン義務化とパスポートの脅威を阻止する方法

万能の解決策はありませんが、いくつかの一般的な提案をすることができます。コーベット[Corbett]は、利用可能な解決策を4つの主要なカテゴリーに分けています。

1. ワクチン義務化への法的挑戦 - The Corbett Reportの9月のオープンスレッド5には、様々な法的リソースが掲載されています。特にHomeRemedySupplyによるスレッドには、ワクチン免除文書など、ワクチン義務化に立ち向かおうとするアメリカ人のための法的リソースの長いリストが掲載されています。

The Corbett Reportのショーノート6にも様々なリソースが掲載されています。もう一つのリソースは、The Solari Reportで、以下のような様々なフォームをダウンロードすることができます。

a. ワクチンによる傷害や死亡が、家族全員の経済的破綻につながらないようにするための、家族の経済状況開示用紙

b. 雇用主に、雇用主が違反している多くの法律や倫理原則を伝え、雇用主の命令によってあなたが負傷した場合の金銭的責任を負うことを要求する雇用主開示書

c. 学校側に、彼らが破っている多くの法律と倫理原則を知らせ、彼らの義務の結果としてあなたが被るかもしれない傷害に対する金銭的責任を負うことを要求する学校側の情報開示書

d. 保護者が、書面によるインフォームド・コンセントなしに子供がワクチン接種を受けることに同意しないことを関係者に通知するために使用する親権者通知書

もう1つの法的問題は、宗教上および医学上の理由による免除の問題です。ただ、一時的に一部の人の生活を守ることはできても、長期的にはあなたや他の人を専制政治から守ることは事実上できないということを覚えておいてください。

また、コーベット氏が指摘したように、アーミッシュでさえ、「アーミッシュにはワクチン接種に対して強い宗教的信念があるとは思えない」と官僚に言われ、宗教的免除を拒否されたことがあります。ワクチンを打たないという選択をしたアーミッシュについて何か知っていれば、それがいかに馬鹿げた発言であるかがわかるでしょう。しかし、結局のところ、このような人々が決断を下しているのです。

2. 問題と正面から向き合う必要のない回避策としては、志を同じくする人々のネットワークを構築して、パラレルエコノミーやパラレルリソースを生み出すこと7や、地元の政治や子どもの教育委員会などに参加して、内側から圧力をかけて変化を起こすことなどが挙げられます。また、イギリスのtogetherdeclaration.orgのような署名活動に参加することもできます8。

3. 平和的な抗議活動やデモ - 前述のように、世界中で大規模な抗議活動が行われています。この戦略には、忍耐と何よりも粘り強さが必要であることを覚えておいてください。一度や二度やっただけでは、ほとんど何もできません。

フランスでは何ヶ月も前から毎週末、何十万人もの人々が街頭で抗議活動を行っています。我々の指導者たちは、このような連帯感の表明に簡単には、あるいは迅速には動かされないことは明らかですが、時間をかけて平和的な抗議活動を行うことは効果的です。

4. 究極の解決策：ノンコンプライアンス - 結局のところ、最も効果的な長期的解決策は、コーベットのレポートで紹介されているアリゾナ・ダラの言葉を借りれば、「支配者を無視して存在しないようにする」という大量のノンコンプライアンスです。ここで重要なのは、支配しているのは政治家ではないということです。彼らは無名で選挙で選ばれていないグローバリストの足軽であり、だからこそ政治の場で戦っても長期的にこの脅威を排除することはできないでしょう。

コーベットが指摘するように、本当の意味での糸引き役であるテクノクラートのグローバリストは、人々がそれに従う傾向があるからこそ、彼らが行うことができるのです。それは単純なことです。多くの人々が従わなければ、彼らの計画は破綻します。

何百万人もの人々が義務化やパスポートに従うことを拒否し、解雇されたときに雇用主を訴えれば、何百万人もの人々が体制側にそのような面倒なことを押し付ければ、体制側は最終的に屈服するでしょう。コーベットが指摘したように、彼らが専制政治を実施することは数学的に不可能になるでしょう。結局のところ、それが私たちの勝ち方なのです。

ワクチンパスポートは監視資本主義の一環である

ワクチンパスポートの背後にあるスキームについては、ジェレミー・ロフレド[Jeremy Loffredo]とマックス・ブルーメンタール[Max Blumenthal]の論文「Public Health or Private Wealth? How Digital Vaccine Passports Pave Way for Unprepared Surveillance Capitalism（公衆衛生か私有財産か？デジタル・ワクチン・パスポートは、どのように準備されていない監視資本主義への道を開くか）」9 をご覧ください。

「グローバル資本主義の巨人たちは、Covid-19の危機を利用して、社会的信用に基づくデジタルIDシステムを欧米全土に導入しようとしている。

インドのジャールカンド州に住む67歳の未亡人、エトワリヤ・デヴィ[Etwariya Devi,]の餓死は、より広範なトレンドの一部でなければ、気づかれずに終わったかもしれない。

13億人のインド人と同様、デヴィは、毎月25kgの米を割り当てられるなどの公共サービスを受けるために、Aadhaarと呼ばれる生体認証デジタルIDシステムへの登録を強いられていた。

このシステムに指紋が登録されなかったため、デヴィは食糧の配給を拒否されてしまったのだ。その後、2017年の3カ月間、彼女は何度も食事を拒否され、自宅で一人、飢えに耐えていた。

同じくジャールカンド州に住む64歳の女性、プレマニ・クマール[Premani Kumar]も、同年、Aadhaarシステムによって年金の支払いが本人に無断で他人に移され、毎月の食料配給も打ち切られたため、デヴィさんと同じように飢えと疲労で亡くなった。

同じように残酷な運命をたどったのが、同じくジャールカンド州の11歳の少女、サントシ・クマリ[Santoshi Kumari]である。彼女は、家族の配給カードがAadhaarデジタルIDとリンクしていなかったために取り消され、米を乞いながら死んだと言われている。

これら3人の悲痛な犠牲者は、2017年にインドの農村部で相次いで発生した、AadhaarデジタルIDシステムが直接の原因となった死の一部である。

10億人以上のインド人がデータベースに登録されているAadhaarは、これまでに構築されたバイオメトリックデジタルIDプログラムの中で最大のものである。Aadhaarは、政府サービスへのポータルとしての役割を果たすだけでなく、ユーザーの都市間移動、雇用状況、購買記録などを追跡している。Aadhaarは事実上の社会的信用システムであり、インドでサービスを受けるための重要なエントリーポイントとなっている。

パンデミックに関連した制限から解放されたいと願う人々にとって、Covid-19に対するワクチン接種を証明するクレデンシャルプログラムは、経済を再開し、個人の自由を取り戻すための鍵として販売されてきた。しかし、免疫パスポートの導入は、グローバルなデジタル・アイデンティティ・インフラの構築を加速させるものでもある。」

利便性の罠に陥るべからず

誤解のないように言っておくと、ワクチンパスポートは、軍事監視企業であるThalesが指摘している10ように、デジタルIDウォレットの先駆けです。もちろん、ワクチンパスポートは、優れた利便性を提供するものとして売り出されていますが、上記の3つのストーリーが示すように、必ずしもうまくいくとは限らず、たとえうまくいったとしても、あなたの行動をすべて監視することで利益を得るシステムの奴隷になってしまうのです。

このシステムはまた、選挙で選ばれたわけではないグローバリスト、つまり富裕層の中の富裕層に、いつでも好きなときに、資金、医療、旅行、食料などへのアクセスを制限する力を与えています。ビル・ゲイツ、世界保健機関、ロックフェラー、世界銀行、世界経済フォーラムなどは、このグローバルな奴隷化計画の背後にいる人々や組織の一例です。


これらの人々が語る利他的な言葉に騙されてはいけません。それは、彼らの利益動機を隠すためのPRにすぎません。現実の世界では、デジタルIDシステムは一般の人々にとって悲惨な結果となり、疎外感や死をもたらしています。

インドでは、配給所で強制的に生体認証を実施した18の村を無作為に抽出したところ、37％の人が何らかの理由で食料配給を受けられないという衝撃的な結果が出ました11。食糧、医療、教育、銀行、日常の買い物など、生活のすべてをこのようなシステムに頼らなければならないことを想像してみてください。

カナダの免疫学者・遺伝学者であるジョン・ベル卿[Sir John Bel]が述べているように12、COVID-19の医療システムは、他の病気や健康目的にも簡単に再利用できます。他にも様々なワクチン接種が義務付けられ、それらをパスポートに記録しなければ、またしても自由を失うことになります。

有効なパスポートを維持するために、あらゆる種類の薬を要求することができるのです。例えば、公衆衛生上の措置として、40歳以上のすべての成人にスタチン治療を義務付けることもできるでしょう。

あなたはどれだけの自由を失ってもいいのですか？COVID-19の完全なワクチン接種を受ければ、すべてが終わるとは少しも思わないでほしい。遅かれ早かれ、誰もが「自由」か「奴隷」かの選択を迫られるのです。もう中間の立場はありません。

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