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ジョン・ケリー、米国農家への宣戦布告 Baxter Dmitry

John Kerry Declares War on US Farmers Published on May 29, 2023 Written by Baxter Dmitry

https://principia-scientific.com/john-kerry-declares-war-on-us-farmers/ 

 

「地球温暖化対策」のために米国連邦政府が米国内の農業を取り締まるよう推進しているという、バイデンの「気候担当官」ジョン・ケリー[John Kerry]によれば、小規模農家は窒素の排出量が多い。

ケリーは、世界経済フォーラムと国連が打ち出した過激な「グリーンアジェンダ」目標を達成するために、米国は農業を大幅に削減しなければならないと主張している。

その前国務長官によると、世界はまず農業部門の排出量に対処することなしに「気候変動」に取り組むことはできず、アメリカの農家は彼の計画の最前線にいる。

 

「農業が世界の全排出量の約33パーセントを占めていることを、多くの人は知らない」と、基調講演で彼は述べた。「農業が解決策の一部として前面に出てこない限り、ネットゼロを達成することはできませんし、この仕事を成し遂げることはできません。だから、私たちは皆、この使命の深さをここで理解しているのです。」

ワシントンD.C.で開催されたAIMAgriculture Innovation Mission for Climate)サミットでこのように発言したケリーは、農業が世界の約80億人すべての人々の糧と生存を確保するために重要な役割を果たしているという否定できない事実を認めようとしなかった。

ここ数カ月、欧米諸国の指導者たちは、農業分野への批判を著しく強めている。

世界経済フォーラムの反農業政策の実験場とされるオランダでは、オランダ政府が農地の接収に向けた取り組みを実施している。

オランダ政府は、世界的な気候変動問題に対応するため、数多くの農地を接収・閉鎖することを提案し、欧州連合(EU)からも支持を受けている。

ブリュッセルにある選挙で選ばれたわけではない欧州委員会は、世界経済フォーラムの貢献メンバーであるオランダのマーク・ルッテ[Mark Rutte]首相による計画を支持したのである。

最近、EUの統治機関は、農場を窒素の重要な排出源として分類するEUのナチュラ2000計画の一環として、農家に土地の明け渡しを強制する措置を公式に承認した。

この計画では、農家は「買い取り」プログラムを通じて、農地の価値の120%を提示される。しかし、この申し出を断った農家は、金銭的な補償を受けることなく、強制的に土地から引き離されるリスクに直面することになる。

この計画が成功すれば、WEFの地球環境アジェンダとの整合性から、他の国でも再現される可能性がある。

亜酸化窒素は、太陽光によって作られる。大気中に0.33ppm存在し、陸上植物の生育に必要なものである。

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